プリインストールされているWindows 7のライセンスを使って、Win 7をクリーンインストールする

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メーカー製のパソコンを買った際にプリインストールされているWindows 7のライセンスを使って、Windows 7をクリーンインストールしてみました。

はじめに

我が家で使用中のノートパソコン「Inspiron 15R Special Edition 7520」ですが、どうにも起動が遅いのでSSDに換装しました。換装に際して、InspironにプリインストールされているWindowsのライセンスを再利用してWindows 7のクリーンインストールをしましたのでその備忘録です。

※追記
この記事と似たような感じで、Windows 7のライセンスを使ってWindows 10をクリーンインストールしました。

ライセンスについて

詳しくはこちらを参考に。

今回使い回すライセンスは「購入したパソコンにプリインストールされているWindowsのライセンス」ですのでOEMライセンスとなります。ライセンスの所属先は「プロダクトキーが貼り付けされているPC本体」となりますので、プロダクトキーが張り付いているノートPCのHDDをSSDに換装して、そのライセンスを使いまわすことは何ら問題ありません。(たぶん)

OEMライセンスには2つのプロダクトキーが存在します。

1つ目はSLPキー(System Locked Pre-installation)と呼ばれるものです。メーカーがWindowsをインストールする際に使用するものですので、今回は使用しません。仕組みなど詳しくは上記のリンクを参考にしてください。

2つ目のプロダクトキーはCOAキー(Certificate of Authenticity)と呼ばれていて、PCに貼り付けられているシールに記載されているプロダクトキーです。今回はこのCOAキーを使ってWindowsをクリーンインストールします。

SLPキーとCOAキーの関係は、ホテルのマスターキー(SLPキー)と部屋個別の鍵(COAキー)をイメージするとわかりやすいです。

まぁ褒められた方法ではないですが、Windows 7のライセンスであればヤフオク等で廃棄PCから剥がしたプロダクトキーのCOAラベルがかなり安い値段で販売されています。Windowsのライセンス的には違反してますが、海賊版でもなんでもなくてただ「不要になったWindow7のライセンスを他人に売っている」だけのことなので法律的には問題ないはずです。

普通にHDDの換装をするだけであれば今まで使っていたライセンスをもう一度使えばいいだけですが、何らかの事情で別のライセンスが必要な場合こういった方法を使うのも手なのではないかと思います。完全に自己責任ですけどね。あとヤフオクには海賊版も大量に出品されていますので、そういったものにも注意が必要です。

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事前準備

ドライバ

クリーンインストール直後はドライバがインストールされていない関係で無線LANが機能しないことが多いので、クリーンインストール前にドライバ類をダウンロードしてUSBメモリにでも入れておくとスムーズです。

私が今回DELLのHPからダウンロードしたドライバはこちら。

・Intel HM77 Chipset Driver 8JF3Y_WN_9.3.0.1020_A01
・AMD Radeon HD 7730M Graphics Driver 7VXH5_WN_8.951.9.1000_A04
・Conexant HD CX20672-21Z Audio Driver VH0JF_WN_8.54.37.0_A03
・Dell TouchPad Driver KCKT5_WN_11.3.16.1_A07
・Intel Centrino Advanced-N 2230 WiFi Driver DKFP4_WN_15.7.0.3_A06
・Intel Centrino Wireless-N 2230 Bluetooth Application JNMX9_WN_2.6.1211.0294_A04
・Intel USB 3.0 eXtensible Host Controller Driver KG9P5_WN_1.0.7.248_A05
・Intel Management Engine Interface Driver HDFHF_WN_8.0.1.1399_A01
・Realtek RTL8105E-VD_RTL8111F-CG Ethernet Driver 7HM70_WN_7.054.0309.2012_A02
・Realtek RTS5179 Card Reader Driver H1VVY_WN_6.2.8400.39034_A03

Windowsのプロダクトキー

COAキーはInspironの裏側に貼り付けされていますので、スマホで写真を撮っておくなりメモ書きしておくなりしておきます。

実際にライセンス認証する際に使うのはCOAキーのほうですが、念のためSLPキーも確認しておきます。SLPキーはソフトウェア的に保存されているので、ぱっと見ではわかりません。

使うソフトはこちら。

起動すると自動でSLPキーが表示されます。

Windows Product Key Viewer

ネットから拾ってきた画像なのでVistaになってます。

Windowsインストール用のUSBメモリ

我が家のInspiron 7520はDVDドライブが壊れているため、インストールディスクのisoイメージを使ってインストール用USBを作っておきます。isoからインストール用USBを作る方法は@itのこの記事を参考に。

win7-iso-to-usb

Windows 7のisoイメージを持ってない場合、以下のツール使えばMicrosoftのサーバーからWin 7のisoイメージをダウンロードできるらしいです。(未確認なので自己責任でどうぞ)

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インストール手順

SSDに換装

Inspiron 7520はちゃんとHDDやメモリを交換できるように設計されていますので、特に説明することはありません。ネジ外してカバー取ってアダプタ外して、逆の手順で戻していくだけです。

SATAの接続をACHIモードに設定する

BIOS起動画面でF2を連打してBIOSへと入り、SATAの接続モードをACHIへと設定しておきます。普通はデフォルトでACHIだと思いますが、某ドスパラPC買ったらSSDの接続モードがIDEだった…なんて事例をネットで見たことがあるので、念のため確認します。

あと、Legacy Bootになっているかも確認しておきます。(インストールするのはWin7なのでSecure BootでもLegacy Bootでも関係ありませんが)

参考:Windows8のセキュアブートについて調べてみた

Boot Optionへ入ってUSBから起動

Windowsインストール用USBを挿した状態で電源を入れ、BIOS起動画面でF12を連打してBoot Optionに入り、USBから起動します。この時、USB端子に何も刺さっていないとBootの選択肢にUSBが表示されません。

Windowsインストール

これは指示に従うだけですので細かい説明は割愛します。ネットに繋がっていないので、ライセンス認証はスキップ。

ドライバインストール

Windowsが起動したら、ドライバをインストールしていきます。上に書いてある順からインストールしましたが、とりあえずチップセットのドライバだけ最初にインストールすれば後は好きな順でいい気がします。

・Intel HM77 Chipset Driver 8JF3Y_WN_9.3.0.1020_A01
・AMD Radeon HD 7730M Graphics Driver 7VXH5_WN_8.951.9.1000_A04
・Conexant HD CX20672-21Z Audio Driver VH0JF_WN_8.54.37.0_A03
・Dell TouchPad Driver KCKT5_WN_11.3.16.1_A07
・Intel Centrino Advanced-N 2230 WiFi Driver DKFP4_WN_15.7.0.3_A06
・Intel Centrino Wireless-N 2230 Bluetooth Application JNMX9_WN_2.6.1211.0294_A04
・Intel USB 3.0 eXtensible Host Controller Driver KG9P5_WN_1.0.7.248_A05
・Intel Management Engine Interface Driver HDFHF_WN_8.0.1.1399_A01
・Realtek RTL8105E-VD_RTL8111F-CG Ethernet Driver 7HM70_WN_7.054.0309.2012_A02
・Realtek RTS5179 Card Reader Driver H1VVY_WN_6.2.8400.39034_A03

Intel GraphicsのドライバはAND Radeonのドライバに含まれているのでインストール不要です。IRSTのインストールはお好みで。

ライセンス認証

マイコンピューター→右クリック→プロパティ で表示されるシステムの画面下部からライセンス認証を行います。プロダクトキーを入れろと言われるので、COAキーを打っていきますが、おそらく電話認証が必要になると思います。電話認証になったら、指定の電話番号に電話をし、48桁ぐらいのライセンスコードを打っていきます(5分ぐらいかかります)

win7-license

win7-license-call

セットアップ

以上の作業がすべて終わったらWindows Updateを行い、Office等の使用するソフトをインストールしてセットアップしてきます。

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感想

電話認証は面倒ですが、メーカー謹製のソフトウェア群がないWindowsというのはスッキリしており、起動も早くてとても良いですね。SSDに換装したことも影響して、電源入れてから20秒ぐらいでデスクトップ画面が表示されています。SSDの読み書き速度が早いお陰でWindowsのインストールは30分もかかりませんし、Windows Updateもストレスが大幅に減少しました。一度SSDに慣れてしまうと起動ドライブにHDDは使えないですね。