Google 22.5W USB Type-C Charger レビュー

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GoogleのUniversal 22.5W Dual Port USB Type-C Chargerを購入したので、レビューを行います。

対象の製品

以下のページで販売されているACアダプタです。

開封・製品画像

パッケージに入っていたのは以下の3つでした。

  • ACアダプタ (型番: ADP-23AW BH)
  • C to Cケーブル (1.8m | USB 2.0)
  • 安全&保証説明書
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解析

使用器具

  • Google 22.5W USB Type-C Charger
  • 付属のC to Cケーブル
  • Apple C to Cケーブル MLL82AM/A (製品ページ)
  • メディアロジック USB Power Delivery アナライザ DTW2U3 『PDワットみるC』 (製品ページ)

接続順は画像の通りです。

Vbusチェック

  • ACアダプタをコンセントへ接続
  • PDワットみるCを接続
  • ケーブルを接続
  • HTC 10を接続

という順番で接続しています。

付属のケーブル(eMarkerなし)を使用してHTC 10を充電した場合の波形図 (CC1)

付属のケーブル(eMarkerなし)を使用してHTC 10を充電した場合の波形図 (CC2)

Appleのケーブル(eMarkerあり)を使用してHTC 10を充電した場合の波形図 (CC1)

Appleのケーブル(eMarkerあり)を使用してHTC 10を充電した場合の波形図 (CC2)

eMarkerあり・なし、どちらのケーブルを使った場合でも、CCによるSinkの接続を検出するまでVbusに5Vを印加しないVbus ColdのACアダプタであることが分かりました。(USB Type-Cの規格通り)

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補足

Nathan氏が投稿しているレビューの要点を自分用に軽くまとめておきます。
https://plus.google.com/102612254593917101378/posts/QzTXmiV7Znt
https://plus.google.com/102612254593917101378/posts/QTBgRqnxCP2

充電器

  • 22.5W設計なので、5Vであれば2ポート合わせて最大で4.5Aまでの出力となる。
  • なので、2ポート同時に3Aずつは出力できない。
  • しかしながら、”片方がUSB Type-C Current 3A固定、もう片方が1.5A固定”という設計ではない。
  • どちらのType-Cポートに接続しても、USB Type-C Current 3Aを出力できるように設計されている。
  • 2ポートの両方が使用されている状況で3Aの方を取り外すと、1.5Aの方がUSB Type-C Current 3Aへと変更される。 (プルアップ抵抗がスワップされる?)
  • “USB BC機器を充電すると、もう片方のポートが1.5Aに制限される”というバグがある。

ケーブル

  • 付属の1.8mケーブルは、電圧降下がUSB Type-Cの規格で定められている値の半分になるように設計された特別仕様。 (Benson氏のコメントより)
  • 実際にケーブルの電圧降下を測定してみても、その値は小さい模様。
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所感

しっかりとUSB Type-Cの規格に適合しており、さすがはGoogleブランド・デルタ製といった印象です。気分的にも、アクセサリ屋が作ったものよりも電源屋が作ったACアダプタの方が安心して使うことが出来ます。

大きさはiPad付属の10W充電器とほぼ同じサイズなので、旅行時などで持ち運ぶ際にも邪魔になりません。Type-Cポート2つで合計22.5Wまで出力できますので、一般的な用途であればこの1台で十分でしょう。

付属しているケーブルも、1.8mと通常よりも長いにも関わらず、電圧降下がUSB Type-Cで定められている数値の半分となるように設計された特別仕様らしいので、充電に最適なケーブルと言えるでしょう。

税込5400円とやや値が張るACアダプタですが、規格に適合していないACアダプタを購入してしまって”安物買いの銭失い”になるリスクを回避できること、1.8mという長さながら電圧降下の少ないケーブルが付属していること、持ち運びしやすいコンパクトさであることを考慮すると、「払った金額に見合った、しっかりとした製品を手にすることが出来た」という印象です。