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Windows 7のライセンスを使ってWindows 10をクリーンインストール

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Windows 7のライセンスを使ってWindows 10をクリーンインストールしたので、備忘録として残しておきます。(2016年7月29日までの無償アップグレード期間のみで使える方法です)

はじめに

以前はWindows 10にアップデートする気がなかった私ですが、「どうせ3年もしたらWindows 10を使わなければならない日が来る」という考えに至り、結局アップデートすることにしました。そこで、どうせアップグレードするなら無償期間内にWindows 10にしようと思い、変な挙動をされても困るのでクリーンインストールにしてみました。

Windows 10 Build 10565から、無償期間内であれば7/8.1のライセンスを使って10をクリーンインストールできるようになっています。また、この方法はプリインストールされていたWindows 7/8.1のライセンスでも使用可能です。

ライセンスについて

詳しくはこちらを参考に。

今回使い回すライセンスは、購入したパソコンにプリインストールされているWindowsに対するライセンスですので、OEMライセンスとなります。ライセンスの所属先は「プロダクトキーが貼り付けされているPC本体」となりますので、プロダクトキーが張り付いているノートPCにそのライセンスを使いまわすことは何ら問題ありません。

OEMライセンスには2つのプロダクトキーが存在します。

1つ目はSLPキー(System Locked Pre-installation)と呼ばれるもので、メーカーがWindowsをインストールする際に使用するものです。仕組みなど詳しくは上記のリンクを参考にしてください。今回は使いません。

2つ目のプロダクトキーはCOAキー(Certificate of Authenticity)と呼ばれていて、PCに貼り付けられているシールに記載されているプロダクトキーです。今回はこのCOAキーを使ってWindows10をクリーンインストールします。

まぁ褒められた方法ではないですが、Windows 7のライセンスであればヤフオク等で廃棄PCから剥がしたプロダクトキーのCOAラベルがかなり安い値段で販売されています。Windowsのライセンス的には明らかに違反してますが、海賊版でも何でもなくて単に「不要になったWindow7のライセンスを他人に売っている」だけのことなので、法律的には問題ないはずです。

普通であれば今まで使っていたライセンスをもう一度使えばいいだけですが、何らかの事情で別のライセンスが必要な場合こういった方法を使うのも手なのではないかと思います。完全に自己責任ですけどね。あと、ヤフオクは海賊版も大量に出品されているので海賊版にもご注意を。

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下準備

アップデート用USBメモリ/DVDを作成

Microsoft公式で作成ツールが用意されているのでそれを使用します。Windows 10のISOイメージもこのツールで入手できます。使い方は割愛。
メディアクリエイションツール – Microsoft

データバックアップ

クリーンインストールなのでデータは全て吹っ飛びます。バックアップは万全に。

起動順位をUSB/DVD優先にする

今までのOSが入っているドライブより、Windows10インストール用メディアの起動順位を高く設定しておきます。BIOSへの入り方はメーカー各社によって異なるので各自で確認してください。DELL製PCはDELキーでBoot Managerが起動した気がします。

windows10-bootmanager

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インストール

USBメモリ or DVDをPCに接続したら、電源を入れてWindows10インストールツールを起動します。

windows10-install0

特に設定は変えずに「次へ」を選択。

windows10-install1

「今すぐインストール」でOK。

windows10-install2

クリーンインストールなので下の「カスタム:Windowsのみをインストールする」を選択。

windows10-install3

Windows 7のプロダクトキー(COAキー)を入力します。

windows10-install4

インストール中。

インストール先ドライブの選択画面があった気がしますが撮り忘れました。

windows10-install5

以上でインストールは完了です。

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初回起動

初回起動でいくつか設定がありますが、重要そうなものだけ抜粋して紹介します。

アカウント設定

OneDriveがシステムと深く結びついている等、Windows 10はMicrosoftアカウントとの連携が強化されています。それに伴ってWindowsへのログインにもMicrosoftアカウントを使用するのが初期仕様となっていますが、従来のログイン方法も使えるので紹介しておきます。

windows10-account

左下の「この手順をスキップする」をクリックすれば従来と同じアカウント作成画面になります。

windows10-account2

この画面から従来と同じアカウントが作成できます。

情報送信をオフにする

Windows 10ではCortana機能などのために使用履歴等をMicrosoftに送信するのがデフォルト設定となっていますが、あまり良い気分はしませんしCortanaも使わないので情報送信をオフにします。

windows10-info-nosending1

「使用履歴を送信しますよ」的な。

windows10-info-nosending2

情報送信をオフにするには、画面左下の「設定のカスタマイズ」をクリックします。

windows10-info-nosending3

このような画面が3回ぐらい表示されますが、面倒なので全てオフにします。(オンにしたくなったらまた後でもできます)

この設定を全部オフにしてもまだ情報送信が裏で行われているらしいので、完璧を目指したい人は初期設定後にお好みでどうぞ。

ドライバについて

クリーンインストール時に面倒くさい作業の筆頭が、各種ドライバのインストールだったりします。チップセット、グラフィック、LAN、USBなどいろいろなドライバをインストールしなければならないのがクリーンインストール後の常でしたが、Windows10はこの部分にかなり手を入れたようで、初回起動後に1時間ぐらい放置しておけばネットから適切なドライバを引っ張ってきて自動でインストールしてくれるようになりました。

windows10-driver

ほとんどのドライバを自動でインストールしてくれます。

今回、ノートPCと自作デスクトップPCの2台をクリーンインストールしたのですが、どちらも全てのドライバを自動でインストールしてくれたので、自分は1つもドライバをインストールせずに済みました。例えばグラフィックボードのユーティリティソフトなどは手動でインストールする必要がありますが、かなり手間が軽減されるのは間違いないです。

初期設定後は

Windows Updateをかけたり、常用するソフトをインストールします。

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所感

評判が悪いというか、強制に近いアップデート勧誘のイメージが悪すぎて全く期待していませんでしたが、結構いろいろな点で進化していることが実感できました。特にドライバ周りは良いですね。かなり手間が減ります。

ただし、表示が滲んだり文字が潰れるのだけは許せないですね。文字が潰れて読めないとか正式リリースからかなり経っているのにベータ版かよって感じです。ちょっとはMacを見習ってください。