Amazonで1番安いUSB Type-C接続の2.5インチSATA HDDケースを買ってみた

2.5インチ SATA HDDケースが必要になったので、Amazonで1番安かった中華ブランドのHDDケースを買ってみました。

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今回買ったHDDケース

今回買ったのは以下のHDDケースです。

MicroUSB接続ならもっと安いものがありますが、ラップトップ・タブレット・スマートフォンをUSB Type-Cで統一している私としては今さらMicroUSBの製品を増やすことはできないため、「USB Type-C接続」という条件で探した結果、1番安かったELUTENGとかいう聞いたこともないブランドのものを購入しました。

開封・製品写真

パッケージには以下のものが入っていました。

  • HDDケース
  • 巾着袋
  • USB 3.1 Standard-A to Type-Cケーブル (約50cm)
  • USB Type-C to Type-Cケーブル (約20cm)
  • ドキュメント類

HDDケースは9.5mm厚までのHDD・SSDに対応しています。

一応工具不要で組み立て可能ですが、HDDを嵌め込む際にそのままだとSATA端子に負担の掛かる角度で収納することになり、破損しそうで怖いので、ネジ止めされている基板を取り外してからケースに収納することをオススメします。 (なので結局プラスドライバーが必要)

怪しい製品だと、USB 3.xだと謳われているのに実際の製品はUSB 2.0のピンしかなかった、みたいなこともあったりしますが、このELUTENGのケースは一応ちゃんと24ピンすべてあるようです。

USB – SATAの変換チップはVIA Labsの「VL716-Q4」が使われていました。USB-IFのコンプライアンステストも通過している結構マトモなチップのようです。 (VIAのプレスリリース)

このVL716自体はUSB 3.1 Gen 2 (10Gbps) をサポートしている一方で、HDDケースの商品説明は5Gbpsとなっています。ベンチマークも取ってみましたが、そもそも使用したSATA SSDが最高でも500MB/s (4Gbps) 程度しか出ないSSDだったので、USB 3.1 Gen 2対応なのかUSB 3.1 Gen 1対応なのかは不明です。 (ベンチマーク結果は後述)

付属のケーブルについて

USB Standard-Aケーブル

同梱されていたUSB 3.1 Standard-A to Type-CケーブルをLimePulseケーブルチェッカーに接続したところ、仕様で定められているピンはすべて結線され、CCは56kΩでプルアップされているという結果が表示されました。

USB Type-Cケーブル

同様に、同梱されていたUSB Type-C to Type-Cケーブルを調べたところ、仕様で定められている22ピンのうち6ピンが結線されておらず、eMarkerも搭載されていないという結果が表示されました。 (USB Type-C仕様違反)

このようなケーブルはUSB 2.0でしか動作しなかったりDisplayPort Alternate Modeで使用できなかったりするため、持っていても何も良いことはありません。燃えないゴミとして捨てることをオススメします。

使ってみた

ケーブルが仕様違反でしたが、気を取り直してケースの方を実際に使ってみました。

ケースに入れたのはPlextor M6SというSSDで、接続先PCのUSBポートのスペックはUSB 3.1 Gen 2 Type-C (Thunderbolt 3) です。接続には付属のケーブルではなくUSB 3.1 Gen 2 Type-Cケーブル (Thunderbolt 3 40Gbpsパッシブケーブル) を使用しています。

Plextor M6SはSATAで接続してもシーケンシャルリード 500MB/sちょっと、シーケンシャルライト 440MB/s程度しか出ないSSDなので、とりあえずPlextor M6Sのパフォーマンスはほぼ100%引き出せているようです。

ちゃんとUASP対応でした。

 
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所感

値段が値段なので期待していませんでしたが、案の定付属のC to Cケーブルが仕様違反品でした。

その一方で、ケース本体は今のところ正常に動作してくれています。変換チップも結構マトモっぽいものを採用しているようですし、1000円ちょっとという値段を考えれば悪い買い物ではなかったと思います。毎日ゴリゴリ使うのであればもうちょっと信頼性の高そうな製品を買いたいところですが、「余っているHDDを入れてバックアップ用にする」などの用途であればこれで十分ではないでしょうか。

オマケ

今回、ORICOブランドのHDDケースも一緒に買ってみたのですが、ケースに印刷されているロゴ以外はELUTENGのものと全く同じでした。

ただしORICOの方は付属品が少なく、付属してくるのはA to Cケーブルだけでした。とはいえ仕様違反のC to Cケーブルが付属してきても何も嬉しくないので、ELUTENGかORICO、どちらか安いほうをどうぞという感じですね。

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