マトモなオープン型のUSB Type-Cイヤホンを求めてHuaweiのイヤホンを買ってみた

HuaweiのUSB Type-Cイヤホン (型番:CM33) を購入したので簡単にレビューします。

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はじめに

突然ですが、皆さんイヤホンって何使ってますか?

最近はワイヤレスイヤホンを使っている人も多いかと思いますが、有線イヤホンには「遅延が少ない」「バッテリー切れの心配がない」という長所があるため、私は未だに有線イヤホンを結構使ってたりします。

で、最近のスマートフォンやタブレットはイヤホンジャックがないのでずっと変換アダプターを使ってイヤホンを接続していたんですが、変換アダプターを使い続けるのも何となく気持ち悪いので、AmazonでUSB Type-Cイヤホンを探してみました。

結果はご覧の有様で、まぁ当然のように胡散臭いノーブランド品ばかりがヒットします。

オーテクやSonyなど、それなりに信頼できそうなメーカーでUSB Type-Cイヤホンをラインナップしてくれているところもゼロではないんですが、製品を調べてみるとどれもカナル型ばかりだったりします。今回私が求めていたのはオープン型 (イントラコンカ型) だったので、条件に合わないんですね。

ということで、国内にオープン型のマトモなUSB Type-Cイヤホンはなさそうだなと思って国外向けの製品も探した結果見つけたのが、今回レビューするHuaweiのUSB Type-Cイヤホン CM33です。

ワイヤレスイヤホン全盛期のこのご時世、USB Type-Cイヤホン、それもオープン型のイヤホンを探してる人なんて一体何人いるんだという気もしますが、誰かの役に立てばいいなというつもりで簡単にレビューしたいと思います。

パッケージ

中国本土向けの製品なので、パッケージは全て簡体字です。

一応ハイレゾマークが付いていますが、まぁただの飾りですね。

2020年4月に製造された個体らしいです。

パッケージの中身はイヤホン本体と紙ペラ1枚です。

製品外観をチェック

イヤホン本体をもう少しじっくり見ていきます。

ハウジング部は、良く言えばEarPodsインスパイア、悪く言えば……な形状です。

装着感はオープン型 (イントラコンカ型) としては標準的な部類だと思います。外れやすいとか耳に当たって痛いといったことはありませんでした。

右耳側のケーブルの途中には音量ボタン兼マイクが配置されています。後述しますが、音量ボタン・マイクともに各デバイスで問題なく機能しました。

このイヤホンの最大の特徴でもあるUSB Type-Cコネクターです。ノーブランド品だと変に硬かったり逆に抜けやすかったりしますが、このHuawei CM33はどのデバイスでもカチッと挿抜できました。こういったところがちゃんとしているのはさすがですね。

音質

次は音質についてです。

音の傾向的にはいわゆるドンシャリ……というかただのシャリです。ドンシャリっぽい音作りではあるんですが、オープン型であることも影響してか低音が量も質も足りておらず、シャカシャカした音になってしまっています。

正直、高音質とは言いがたいですが、 映画を見るとか、Zoom・Teams・Skype等のオンライン通話ぐらいであれば問題ない音質かと思います。

一言で言えば、2000円のイヤホンだなって感じですね。

 
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使用されているDAC

Huawei CM33にはBestechnic (恒玄科技) のチップが使われているようです。

Bestechnicは2015年創業のファブレスメーカーで、オーディオ関係のチップの開発を主力としています。昨今のワイヤレスイヤホンブームで急成長しており、同社のBES2300チップはHuawei FreeBuds 2 Proや小米 Air 2s、Google Pixel Buds 2などに採用されています。

Huawei CM33に採用されているのはBES3000シリーズというチップっぽいです。Bestechnicの公式サイトを確認してみたところ、Huawei CM33らしきイヤホンが載っていました。

http://www.bestechnic.com/

このBES3000シリーズは単なるDAC機能だけでなく、USB ハイスピード/フルスピード インターフェースも兼ね備えているUSB Type-C専用?のチップのようです。USB Type-Cは仕様通りにCCピンを処理しないとうまく動作しなかったりするので、USB Type-C専用のチップが使われているというのは1つの安心材料かなと思います。

互換性チェック

最後に、各デバイスに接続して各機能がちゃんと使えるか確認してみました。結果は以下の通りです。

デバイス音声の再生音量の調整マイク
Galaxy S20 FE
(Android 11)
OKOKOK
iPad Pro 11 [2021]
(iPadOS 14.7.1)
OKOKOK
ThinkPad Yoga 370
(Windows 10 20H2)
OKOKOK
MacBook Air [2020, M1]
(macOS 11.5.2)
OKOKOK
Nintendo Switch [2019]
(System Version 12.1.0)
OKOK未確認

Nintendo Switchに接続した際のマイクの動作確認方法が分からなかったのでそれだけ未確認となっていますが、それ以外は全てのデバイスで問題なく全機能が使えました。優れた互換性を備えています。

まとめ

Androidスマホ、iPad Pro、MacBook Air、WindowsノートPCといった各種USB Type-Cデバイスで問題なく使えており、期待通りの製品でした。テレワーク時のオンライン通話に使おうと思って買ったのですが、マイクや音量ボタンも含めてちゃんと使えており、当初の目的は達成できた形です。

USB Type-Cイヤホンはノーブランド品であれば山ほどありますが、ワイヤレスイヤホン全盛期なこのご時世、マトモなメーカーのものはほとんどありません。もしあったとしてもカナル型ばかりでオープン型 (イントラコンカ型) のUSB Type-Cイヤホンは皆無なので、このHuawei CM33はマトモなメーカーのマトモなオープン型USB Type-Cイヤホンとして貴重な存在です。

音質重視という感じではないので音楽鑑賞用にはオススメしませんが、私のように「オンライン通話用のUSB Type-C接続のオープン型イヤホンが欲しい!」という人であればアリだと思います。

余談ですが、AliExpressでHuawei CM33を探すと引っかかる3ドルぐらいの出品は避けたほうが良いです。Huawei公式通販サイトであるVMALLの商品ページを確認するとCM33の販売価格は99元 (現在のレートで約15 USD) なので、数ドルで売られているものは恐らく全て模造品・パチモンでしょう。

こんなことわざわざ言わずとも大半の人は3ドルのイヤホンを見つけたら「やばそうだな」と思って避けると思うんですが、その3ドルのHuawei CM33を購入した勇者がいたので読んでみたところ、HuaweiのノートPCで使えなかったそうです。自称HuaweiのイヤホンがHuaweiのノートPCで使えないとか笑えますね。

私はAliExpressのDeepHot Storeというセラーから購入しました。

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