HTC 10 (HTV32) 開封&レビュー

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HTC 10 (HTV32)を購入しましたので、レビューを行います。

レビューに使用したHTC 10 (HTV32)はau純正状態ではなく、ソフトウェアをUS Unlocked版のAndroid 7.0 Nougat 2.41.617.3へと書き換え、radioのみKDDI JP版の1.0.U010123@60525.3_48.00_Fに書き戻したものを使用しています。そのため、プリインストールアプリ等がKDDI JP版とは異なっています。予めご了承ください。

スペック

機種名 (型番)HTC 10 (HTV32)
ディスプレイ
(解像度)
5.2インチ SuperLCD 5
(2560 x 1440)
端末サイズ145.9 x 71.9 x 9.0 mm
重量161g
CPUSnapdragon 820
RAM4GB
内部ストレージ32GB
microSDmiceoSDXC対応
前面カメラ5MP / フルHD動画撮影
背面カメラ12MP / 4k動画撮影
バッテリー3000mAh
W-CDMA850/900/1900/2100 MHz
LTE1/3/5/7/13/17/19/21/26/38/41
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
USBUSB 3.1 Gen 1 Type-C
指紋センサーホームボタン内蔵
急速充電Quick Charge 3.0
その他AirPlay対応
ソースHTC

Snapdragon 820にRAM 4GB、4k動画の撮影が可能なカメラなど、2016年に発売されたフラグシップモデルとしては標準的なスペックとなっています。

そういったパフォーマンスに関わるスペックには目立つ特徴がないものの、やはり気になるのは“docomo専用バンドであるLTE Band19/21に対応している”という点です。Android 7.0からは接続中のバンドを簡単に調べることができますので、そういった点にも触れながらレビューを行っていきたいと思います。

HTC 10 (HTV32)は以下の通販サイトで販売されています。

開封

パッケージ本体はペラペラな紙でできているため、高級感はありません。

しかしながら付属品が充実しており、
・SIMトレー取り出し用ピン
・イヤホン (ハイレゾ対応)
・USBケーブル (A to C)
・充電器 (A端子・Quick Charge 3.0対応)
・説明書

が同梱されていました。

特にUSB Type-Cケーブルは持っていない方が大半だと思いますので、そういったアクセサリが付属しているのは良い配慮だと思います。

ハードウェア

非常に素晴らしいハードウェアです。HTCの金属加工技術レベルの高さに驚きました。

金属製のボディは指で叩くとコツコツと音が鳴り、頑丈さが伝わってきます。誤って机に落下させてしまった際も机だけが凹み、本体には傷一つ付いていませんでした。

このボディは頑丈なだけでなく、発色も非常に良いです。カメリアレッドというネーミングも納得の絶妙なカラーリングなので、赤色が好きな人には是非1度手にしてもらいたいですね。

操作性・重量

背面が丸くなっているため、持った時の手への馴染みが良く、片手での操作性は良好だと感じました。

ただし、片手で操作するには2つ注意点があります。

まず1つ目は、本体重量です。恐らくはガッシリとした金属ボディの影響だと思いますが、持った時にずっしりとした重みを感じるため、長時間の片手操作は少し辛かったです。

2つ目が、ホームボタンの位置です。写真を見ると分かりますが、ホームボタン等が下に寄った配置となっています。個人的には操作のしづらさは特に感じませんでしたが、人によっては違和感を感じる配置だと思います。

以上のことから、個人的には非常に操作しやすいと感じたものの、人によっては少し不満の出てくる操作性・重量だと感じました。

ソフトウェア

基本的な機能やデザインは素のAndroidに近いものの、再起動が追加されていたり、AndroidなのにAirPlayに対応していたりと、程よく便利にカスタマイズされていて好印象です。

しかしながらプリインアプリ関係には若干の不満が残ります。例えば画像関連ではGoogleフォトのみしかアプリが用意されていないため、撮った写真を見返す場合などに少し不便さを感じました。音楽関連もGoogle Playミュージックのみしか用意されておらず、「オーディオ推しの割にアプリはGPMを使えということですか?」といった印象です。

アプリ周りに関してはやや不満があるものの、別途Playストアからアプリをインストールすることによってカバー可能であるため、トータルとしてはそれなりに使いやすく、万人向けなソフトウェアだと思います。

パフォーマンス

スペックを考えれば当たり前とも言えるのですが、とても快適に動作しています。

4GB RAMのおかげか「裏で起動しているアプリが終了している」といったことはほぼありませんし、スクロール等も全くカクつくことなくスムーズに表示してくれます。アプリの起動や切り替えもキビキビと動作して快適そのものですし、パフォーマンスに関しては全く不満がありません。

ゲームをしない私の使い方では何をやっても完璧にスムーズであったため、ダメ出しするような点は1つも見つかりませんでした。

ベンチマーク

Antutu (エラーが出ていたので参考程度に)
Geekbench 4
GFXBench

カメラ

まずHTC 10で撮れる写真の傾向として、全体的に実物よりも彩度が高いです。料理などではこの彩度の高さが生きるものの、風景などではもう少し大人しい方が個人的には好みでした。

使い勝手に関しては良好です。シャッタースピードは早いですし、ハイパーラプスやマニュアルなどのモードも用意されているため、撮影度の自由度はかなり高いです。

トータルとしては「ベストなカメラではないものの、スマホのカメラとしてはそれなりに良い」という印象です。

電池持ち

HTC 10は5.2インチ機種として標準的な容量である3000mAhのバッテリーを搭載しています。

肝心の電池持ちですが、同じ3000mAhバッテリーを搭載しているOnePlus 3と比較した場合では明らかにHTC 10の方が電池が持つ印象です。流石に4000mAhバッテリーを搭載しているZenFone 3 Max等と比べると劣りますが、バッテリー持ちは比較的良好な部類だと思います。

ネットサーフィンやSNSがメインの私の使い方では、充電なしで1日OKでした。

指紋認証

HTC 10のホームボタンはセンサー式(押し込み式ではない)で指紋センサーが内蔵されているため、触れるだけで画面点灯・ロック解除を行うことが出来ます。

精度や速度は良好ですし、ホームボタン内蔵式であるため机に置いた状態でも簡単にロック解除を行うことが出来るため、基本的にHTC 10の指紋認証の使い勝手は良いと感じました。

ただし改善点がないかと言えば、ゼロではありません。HTC 10のホームボタンは縦の長さが少し狭い設計となっているためか、「意識して指を押し付けないと指紋が認識されない」という場面にしばしば出くわしました。そもそもボタンが下寄りである点も含めて、ホームボタン周りには改善の余地が残っている印象です。

LTE Band19/21対応

docomo LTE 800MHz (LTE Band19)
docomo LTE 1500MHz (LTE Band21)

HTC 10 (HTV32)はdocomoのクワッドバンド(B1/3/19/21)に対応しているため、au回線だけでなくdocomo回線にも最適な端末となっています。

実際にdocomo回線で使ってた場合も非常に快適でした。今までは端末が対応していなかったためにB1/3のみで運用していたのですが、HTC 10に変えてからかなり掴み具合が良くなったように感じました。

au回線と組み合わせるのももちろんですが、SIMロックを解除してdocomo系MVNO(格安SIM)と組み合わせるのも非常にオススメできる使い方だと思います。

その他

ディスプレイ

HTC 10のディスプレイは、私が今まで使ってきた端末の中で最も優れた液晶ディスプレイです。

有機ELを採用したOnePlus 3Tと遜色ないほどの鮮やかな発色ですし、輝度の方もそれなりに確保されています。上下左右の視野角もかなり広く、黄色や青色に偏っている感じもしないため、液晶のクオリティに関しては非常に満足しています。

オーディオ関係

HTC 10はオーディオ関係もセールスポイントのようなので、一応使った感想を書いておきます。

まずはスピーカーです。HTC 10のスピーカーはステレオスピーカーということになっていますが、どちらかと言うと“デュアルスピーカー”といった表現の方が近い印象です。前面側のスピーカーで高音を、底面側のスピーカーで低音を担当しているため、部屋に音楽を響かせるような鳴らし方であればそれなりのクオリティなのですが、動画を見るような場合では若干の違和感を感じました。

イヤホンの方は「素の出力は平均的だが、BoomSoundというイコライザ機能でそれっぽく聴かせている」という印象です。ノイズが乗るようなことはないものの、特にウリにするほど良いとも感じませんでした。ただし音量はかなり取りやすいので、高インピーダンスのイヤホンをアンプ無しで鳴らせるというのはメリットかもしれません。

所感

唯一の不満点がホームボタンです。ホームボタンのサイズが大きく、もう少しだけ押しやすくなっていれば、間違いなく文句なしのベストスマホだったと思います。

かといってそれが致命的な不満かと言えばそんなことはなく、メインスマホとして快適に使っています。スムーズな動作も理由の1つですが、何より“docomo回線で快適に運用できる”というのが非常に大きいです。

docomo回線で快適に運用できるため、HTV32の白ロムとdocomo系MVNO(格安SIM)を組み合わせるのもかなりオススメできる使い方だと思います。auアプリの大半は無効化できたので、1度無効化さえしてしまえばその後はそこそこ快適に使うことができるはずです。

そんなHTC 10 (HTV32)は以下の通販サイトで販売されています。