2000円のUSB-C - MMCXケーブルを買ってみた

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スマホからイヤホンジャックがなくなってしまったので、USB Type-C to MMCXケーブルを買ってリケーブルしてみました。

買ったもの

私は普段、ShureのSE215というイヤホンを使っています。

最近のスマートフォンにはイヤホンジャックがありませんが、変換アダプターを使ってSE215を使い続けていました。ただ、さすがに変換アダプターをつかうのもそろそろ嫌になってきたため、SE215のMMCXコネクターから直接USB Type-Cで接続できるケーブルを探すことにしました。

まず最初にShureの純正品↓↓が見つかったのでこれを買おうかとも思ったのですが、「12000円とか高いわ!」とか「ケーブルの途中にリモコンがあると重いから嫌」とかの理由でShure純正品を買うのはやめ、

最終的にAliExpressで見つけた↓↓を買いました。約18ドル/2000円なので、非常にリーズナブルです。

開封

MMCX端子側は熱収縮チューブで湾曲するようにクセがついています。

長さは約1.2mで、ケーブルの途中にリモコンなどはなく、非常にシンプルな造りです。無名の中国製品はイマイチ不安なので、これぐらいシンプルな方が逆に安心できますね。

使用されているDAC

Windowsマシンに挿したところVID 0572と認識されました。0572 (16進数) / 1394 (10進数) はConexantのVendor IDなので、内蔵されているDACはConexant製の模様です。 (コピー品でなければ)

使った感想

まずは非常に基本的なところですが、例えばLとRが逆に流れるとか、そういうことはなかったです。Pixel 3、OnePlus 7T、iPad Pro 11、Windowsマシンで試しましたが、どれでも正常に動作しました。

ただ、品質的なところではやはり “安物なり” なところはあって、MMCXにしろUSB Type-Cにしろ挿抜がやや硬いです。無理に抜き差ししてスマホやタブレットを壊すのも嫌なので、要らないUSB Type-C ACアダプターに何度も抜き差ししてUSB Type-Cポートをちょっとゆるくしました。

また、ポップノイズが多少あります。音楽の再生を始めた瞬間に出るので恐らくDACがオンになる際に発生しているのだと思いますが、イヤホンのユニットに悪影響がありそうであまり良い気分はしないです。

そして、肝心の音質ですが……私のハイレゾ非対応の耳は「普通に良いんじゃない?」と言っています (そもそも音質にこだわりがあるならこんな怪しいケーブルを買っていない) 。少なくともホワイトノイズが盛大に乗るとか、なんか音が違うとか、そういうことはないです。変換アダプター + Shure純正ケーブルと同等の音は出ていると思います。

有線なので、遅延したり人混みで接続が切れたりするようなことはありません。2000円で変換アダプターとオサラバできたので、悪い買い物ではなかったかなーと思います。

ちなみにですが、今回リケーブルしたShureのSE215というイヤホンは下手なノイズキャンセリングイヤホンよりも遮音性が高くて耳からも落ちにくいのでオススメです。もうかれこれ9年ほど使い続けています。

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