USB Type-C - イヤホン変換アダプターは2種類あるので要注意

USB Type-Cをイヤホンジャックに変換するアダプターは2種類あるので、購入する際は注意しましょう。

簡単にまとめると

この記事の要点は以下の通りです。

  • USB Type-C – 3.5mmステレオミニジャックの変換アダプターは「アナログ型」と「DAC内蔵型」の2種類がある
  • アナログ型の変換アダプターは対応していないスマホが多い
  • DAC内蔵型の変換アダプターはほぼ全てのスマホが対応している
  • Appleの変換アダプターがDAC内蔵型でAndroidスマホでも使えるのでオススメ

変換アダプターは2種類ある

USB Type-Cを3.5mmステレオミニジャック (イヤホンジャック) に変換するアダプターには「アナログ型」と「DAC内蔵型」の2種類があります。

アナログ型

ELECOM AD-C35BK

アナログ型の変換アダプターは、USB Type-Cポートからアナログオーディオ信号を取り出し、それをイヤホンジャックに変換します。端子の形状を変換しているだけで、信号そのものは変換しません。そのため、USB Type-Cポートからアナログオーディオ信号を出力できる機器でしか使うことができません。

しかしながら、USB Type-Cポートからのアナログオーディオ出力はあくまでオプションであり、必須とは定められていません。つまり、イヤホンジャックのないスマートフォン・タブレットであっても、アナログ出力に対応していない機種もあるということです。

例えばGalaxyやPixel、iPadなどはアナログ出力非対応のため、アナログ型の変換アダプターを使うことができません。

DAC内蔵型

Apple A2049 (MU7E2FE/A)

DACとはDigital-to-Analog Converterの頭文字を取った略語で、一般的にはオーディオ信号のデジタル → アナログ変換を行うチップのことを指します。DAC内蔵型の変換アダプターには変換チップが内蔵されており、スマートフォン等から出力されたオーディオ信号を変換アダプター内のDACで変換し、イヤホンジャックへと出力します。

スマホやタブレット、PCはほぼ間違いなくデジタル出力に対応しているので、DAC内蔵型は基本的に全ての機器で使うことができると考えてOKです。

DAC内蔵型がオススメ

イヤホンジャック変換アダプターを購入する場合はDAC内蔵型の方がオススメです。なぜなら、アナログ型は使用できる機器に制限があるのに対して、DAC内蔵型はほぼ全ての機器で使うことができる (はず) だからです。

現時点 (2021年5月) では、

  • DAC内蔵型
  • 安い (税込 1,100円)
  • どこでも買える (通販 or 実店舗)

ということでAppleの変換アダプターがオススメです。

筆者もこのAppleの変換アダプターを使っていますが、iPad Pro 11はもちろんのこと、Androidスマホでも問題なく使えています。普通のイヤホンだけでなくCTIA規格のマイク付きイヤホンにも対応しているので、ZoomやLINEなどの音声通話も可能です。

変換アダプターのリスト

USB Type-C – イヤホンジャック変換アダプターのリストです。

Amazonで探すと聞いたことのないメーカーの変換アダプターがたくさん販売されていますが、変なものを買うと音が途切れたりノイズが入ったりすることがあるので、それなりに名の知れたメーカーのものを選んだほうが良いでしょう。

DAC内蔵型

以下の表に載っているのは全て「DAC内蔵型」の変換アダプターです。DAC内蔵型は基本的に全てのスマートフォン・タブレットで使うことができるため、何か特別な理由がない限りはこの表の中から選ぶことをオススメします。

メーカー・ブランド製品名・型番Amazon楽天市場公式HP
AnkerUSB-C & 3.5 mm オーディオアダプタAmazon
AppleA2049Amazon楽天市場Apple
GalaxyUSB-C Headset Jack AdapterAmazon楽天市場Galaxy
エレコムAD-C35SDシリーズAmazon楽天市場エレコム
エレコムMPA-C35DシリーズAmazon楽天市場エレコム
GoogleUSB-C – 3.5 mm アダプターGoogle
moshiUSB-C Digital Audio AdapterAmazon楽天市場moshi

アナログ型

アナログ型の変換アダプターはiPadやGalaxy・Pixelスマートフォンなどで使用できないため、基本的にオススメしません。「これは避けたほうがいいよ」という意図でまとめておきます。

メーカー・ブランド製品名・型番Amazon公式HP
エレコムAD-C35シリーズAmazonエレコム
エレコムAD-C35DSシリーズAmazonエレコム
エレコムEHP-C35シリーズAmazonエレコム
エレコムEHP-C35DS01シリーズAmazonエレコム

DAC内蔵型 (高音質タイプ)

以下の表では、DAC内蔵型の変換アダプターの中でも音質重視の高級モデルをまとめています。

メーカー・ブランド製品名・型番コネクタ形状Amazon楽天市場公式HP
Astell&KernPEE513.5mmAmazon楽天市場Astell&Kern
Astell&KernHC24.4mmバランスAmazon楽天市場Astell&Kern
iBassoDC012.5mmバランスiBasso
iBassoDC023.5mmMUSIN
iBassoDC033.5mmAmazonMUSIN
iBassoDC044.4mmバランスAmazonMUSIN
iBassoDC053.5mmAmazon楽天市場iBasso
iBassoDC063.5mm
4.4mmバランス
Amazon楽天市場iBasso
DUNUDTC-1003.5mmDUNU
FiiOKA1 Type-C3.5mmAmazon楽天市場FiiO
FiiOKA1 Lightning3.5mmAmazon楽天市場FiiO
FiiOKA2 Type-C4.4mmバランスAmazon楽天市場FiiO
FiiOKA2 Lightning4.4mmバランスAmazon楽天市場FiiO
FiiOKA33.5mm
4.4mmバランス
Amazon楽天市場FiiO
MOONDROP (水月雨)MOONRIVER23.5mm
4.4mmバランス
Amazon楽天市場
MOONDROP (水月雨)DAWN4.4mmバランスAmazon楽天市場
NextDriveSpectra USB-C3.5mmAmazon楽天市場
NextDriveSpectra X USB-C3.5mmAmazon楽天市場NextDrive
QuestyleM123.5mmAmazon楽天市場Questyle
QuestyleM153.5mm
4.4mmバランス
Amazon楽天市場Questyle
Razer / THXOnyx3.5mmAmazon楽天市場Razer
SHANLINGUA13.5mmAmazon楽天市場SHANLING
SHANLINGUA22.5mmバランス
3.5mm
Amazon楽天市場SHANLING
SHANLINGUA33.5mm
4.4mmバランス
Amazon楽天市場SHANLING
SHANLINGUA53.5mm
4.4mmバランス
Amazon楽天市場SHANLING
 
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USB Type-Cイヤホンという選択肢も

「変換アダプターはちょっと……」という人には、USB Type-Cイヤホンという選択肢もあります。

USB Type-Cの仕様書には “The analog audio headset shall not use a USB Type-C plug to replace the 3.5 mm plug” という記述があり、アナログ方式のUSB Type-Cイヤホンが禁止されています。裏を返せば、USB Type-Cイヤホンは必ずDACを内蔵しているということになります。

……というのが建前ですが、実際はアナログ型のUSB Type-Cイヤホンも販売されているようです。アナログ型のUSB Type-CイヤホンはiPad ProやGalaxy・Pixelスマートフォンで使用できないため避けたほうが良いでしょう。

以下の表は、全てDAC内蔵型のUSB Type-Cイヤホンです。

メーカー・ブランド製品名・型番Amazon楽天市場公式HP
GalaxyAKG Type C EarphoneAmazonGalaxy
GooglePixel USB-C イヤホンGoogle
RazerHammerhead USB-CRazer
RazerHammerhead USB-C ANCRazer
SonySTH50CSony
エレコムEHP-UC100MBKAmazon楽天市場エレコム
エレコムEHP-UC100MXBKAmazon楽天市場エレコム
オーディオテクニカATH-CKD3CAmazon楽天市場オーディオテクニカ

アナログ出力対応・非対応 まとめ

「スマートフォン・タブレットのUSB Type-Cポートがアナログ出力に対応しているかどうか」のまとめです。アナログ出力非対応の機種はアナログ型の変換アダプター・イヤホンが動作しないので注意してください。

アナログ出力 “対応” のスマートフォン・タブレット

  • Xperia 5
  • Xperia 1
  • Xperia XZ3
  • Xperia XZ2 Premium
  • Xperia XZ2 Compact
  • Xperia XZ2
  • arrows 5G
  • OPPO Find X2 Pro
  • HUAWEI P30 Pro
  • HUAWEI P20 Pro
  • HUAWEI P20
  • HUAWEI Mate 20 Pro
  • HUAWEI Mate 10 Pro
  • HUAWEI MediaPad M5 Pro
  • HUAWEI MediaPad M5 (参考)
  • Motorola Moto Z
  • Rakuten Mini
  • TORQUE G04
  • OnePlus 7T (参考)
  • OnePlus 7 (参考)
  • Mi MIX 2S
  • Black Shark

アナログ出力 “非対応” のスマートフォン・タブレット

  • iPad Pro 12.9
  • iPad Pro 11
  • iPad Air
  • Galaxy Note20 Ultra
  • Galaxy S20 Ultra
  • Galaxy S20+ (参考)
  • Galaxy S20 (参考)
  • Galaxy Z Flip (参考)
  • Galaxy Note10+ (参考)
  • Galaxy Fold (参考)
  • Pixel 4 XL
  • Pixel 4
  • Pixel 3 XL
  • Pixel 3 (参考)
  • Pixel 2 XL
  • Pixel 2 (参考)
  • AQUOS zero2 (参考)
  • AQUOS ZERO
  • HTC U12+
  • HTC U11
  • HTC U11 life / Android One X2 (参考)
  • Razer Phone (参考)
  • Essential PH-1

まとめ

  • USB Type-C – 3.5mmステレオミニジャックの変換アダプターは2種類ある
  • 「DAC内蔵型」の変換アダプターはほぼ全てのスマホで使える
  • Appleの変換アダプターがDAC内蔵型でAndroidスマホでも使えるのでオススメ

筆者もAppleの変換アダプターを使っていますが、iPad Pro 11はもちろんのこと、Androidスマホでも問題なく使えています。普通のイヤホンだけでなくCTIA規格のマイク付きイヤホンにも対応しているので、迷ったらとりあえずAppleの変換アダプターを買っておけば困ることはないでしょう。

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