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Nextbit Robinの開封&使用レビュー

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Nextbit Robin

Nextbit Robin
7.9375

デザイン

9/10

    ハードウェア

    8/10

      ソフトウェア

      9/10

        パフォーマンス

        8/10

          ディスプレイ

          9/10

            カメラ

            7/10

              バッテリー持ち

              7/10

                全体的な満足度

                8/10

                  良い点

                  • 個性的なデザイン
                  • しっかりとしたハードウェア
                  • 余計なアプリの少ないソフトウェア
                  • フロントステレオスピーカー
                  • LTE B19・FOMAプラスエリア対応

                  ダメな点

                  • クラウド機能の使い勝手が良くない
                  • 発熱
                  • microSD非対応
                  • USB OTG非対応

                  Nextbit Robinを購入し、1ヶ月ほど使用しましたのでレビューを行います。

                  スペック

                  まずはスペックをおさらいしておきます。

                  メーカー Nextbit
                  機種名 Robin
                  画面サイズ 5.2 インチ IPS-LCD
                  解像度 1920×1080
                  端末サイズ 149 x 72 x 7 mm
                  重量 150g
                  CPU Snapdragon 808
                  RAM 3GB
                  内部ストレージ 32GB
                  microSD
                  W-CDMA 1/2/3/4/5/6/8/9/19
                  LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28
                  Wi-Fi a/b/g/n/ac
                  Bluetooth 4.0 LE
                  前面カメラ 5MP
                  背面カメラ 13MP
                  バッテリー 2680mAh
                  USB USB 3.0 Type-C
                  指紋センサー 電源ボタン
                  急速充電 QC 2.0
                  その他 フロントステレオスピーカー
                  実売価格 34,000~39,980円
                  ソース Nextbit

                  フルHDの5.2インチIPS液晶にSnapdragon 808、RAM 3GB、内蔵ストレージ32GBということで、2015年に発売された端末の中ではハイスペックな部類に入ります。

                  動作に関わるスペックはしっかりとしたものを搭載しつつも、
                  ・個性的なデザイン
                  ・クラウドと連携するストレージ
                  ・フロントステレオスピーカー
                  ・LTE B19対応

                  といった特徴がありますので、そういった点にも目を向けつつレビューしていこうと思います。

                  開封

                  robin-package1

                  縦長なパッケージに入っています。

                  robin-package2

                  開封するとこんな感じで端末がお出迎えしてくれます。

                  同梱されているのは
                  ・Robin本体
                  ・USB Type-C to Aケーブル(USB 2.0準拠)
                  ・SIMトレイ用ピン

                  の3つで、非常にシンプルなパッケージとなっています。

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                  起動してみた

                  robin-ss1

                  標準で日本語に対応しています。

                  robin-ss2

                  ようこそ的な。

                  robin-ss3

                  デフォルトでのホーム画面はこの1面と……

                  robin-ss4

                  この1面を合わせた合計2面です。非常にシンプルですね。

                  robin-ss5

                  Google系アプリを全て並べるとこんな感じ。Nexusとほぼ同じですね。

                  robin-ss6

                  Google系以外のアプリはこれだけです。アイコンが全て円形でグリーン系統の色なので、パッと見で区別が付けづらいのが難点です。

                  robin-ss7

                  背景のボカし方がオシャレです。

                  robin-ss8

                  「設定として一応日本語も用意しました」的な訳ではなく、キチンと実用できるレベルで翻訳がされています。

                  robin-ss9

                  技適を通過済みです。

                  robin-ss10

                  記事執筆時点(2016/07)では2016年6月分のセキュリティパッチまでアップデートが配信されていました。

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                  デザインについて

                  Robinは今までのスマートフォンにはなかった、非常にポップなデザインが特徴です。しかしこのRobinはただポップなだけではなく、ボタン等が対称で同じ大きさになるよう設計されており、デザイナーの強いこだわりが感じられるデザインとなっています。

                  robin-design

                  ポリカーボネート製なので高級感はないですが、デザインが非常に凝っており、所有欲の満たしてくれる1台だと思います。

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                  操作性

                  Robinは背面のカメラが飛び出ているということもなく、改めて「背面がフラットであることの良さ」というものを実感させてくれた端末でした。しかしながらそのデザインが仇となって、あまり操作性は良くないと感じました。

                  前に使っていたNexus 5Xとの比較になってしまうのですが、Nexus 5Xは背面側が角を丸めた設計になっており、手に馴染みやすい形状でした。RobinもNexus 5Xと同じ5.2インチ液晶であるはずなのですが、角ばった形状のせいか手の上に乗せて操作する感じになってしまい、Nexus 5Xと比べて操作性は劣るように感じました。

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                  フロントステレオスピーカー

                  デザイン上の特徴でもあるフロントステレオスピーカーですが、実用面でもなかなかの実力を発揮してくれます。音が自分の方向へ飛んで来て、しかもステレオなので、動画を見たりゲームをしたりする時の臨場感が違います。

                  robin-speaker

                  ただし、あまり期待し過ぎると肩透かしを食らうかもしれません。個人的にはMoto X Pure Editionの方がスピーカーは良かったかなーという印象です。(思い出が美化されている可能性)

                  FOMAプラスエリアとLTE B19に対応

                  Robinはdocomo回線運用で重要となるFOMAプラスエリアとLTE B19に完璧に対応しています。

                  公式HPでは
                  ・HSPA 850/900/1700/1800/1900/2100MHz
                  ・LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28

                  となっていてW-CDMA(HSPA)の対応バンドがわからないのですが、通常はアクセス出来ないRobin本体の領域を読み込んで対応バンドの特定を行いました。

                  その結果、Robinの正式な対応バンドは以下の通りと判明しました。
                  W-CDMA 1/2/3/4/5/6/8/9/19
                  LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28

                  以上の結果より、FOMAプラスエリアやLTE B19にも完璧に対応していることがわかりました。技適もキチンと通過しているので、スペック的にも法律的にも問題なくdocomo回線で利用できます。

                  robin-apn

                  docomo系MVNOのAPNも網羅されているので、格安SIMでも問題なしです。

                  詳しい人向け情報

                  需要があるのかわかりませんが、Robinでdiagモードに入る方法を載せておきます。

                  Nextbit OSではdiagモードに入れないのでCyanogenMod 13をインストール。CM13を起動後、su権限でsetprop sys.usb.config diag,adbを実行。diagモードになったら自動で再接続・ドライバのインストールが行われます(私の環境ではHTC Diag Driver等は必要なし)。後はお好きにどうぞ。

                  対応バンドを算出した時の画像はTwitterに載せたので、気になる人はこちらからどうぞ。

                  指紋センサー

                  Robinの前はNexus 5Xという機種を使っていたのですが、Nexus 5Xで不満だったのが「指紋センサーが背面にあるので、机に置いた状態だと使えない」という点でした。

                  nexus5x-fingerprint-sensor

                  しかしながらRobinは側面に指紋センサーがありますので、机に置いた状態でも問題なく指紋認証でロックを解除できます。Robinの指紋センサーは早さや精度も申し分なく、非常に快適に使用しています。

                  robin-fingerprint-sensor

                  指紋センサー付き電源ボタンと言うと、Xperia Z5/X Performanceのプニプニしていて押し心地の悪い電源ボタンが思い浮かぶかもしれません。しかしながらRobinの電源ボタンはしっかりとクリック感のあるボタンで、Xperiaのものとは比較になりません。

                  指紋認証の速度も早く、電源ボタンと指紋センサーに関してはとても満足しています。

                  USB Type-C&電池持ち

                  RobinのUSB端子は従来のMicroUSBではなく、今後普及すると見込まれているType-Cという新しい形状のUSB端子を採用しています。

                  Type-C端子自体はリバーシブルで非常に使い勝手が良いのですが、まだあまり普及しておらず、充電手段は自分で確保しなければならないのが現状です。おそらくあと1年ほどはこの状況が続くと思いますので、Robinを購入する際には一緒に変換アダプターか何かを買うことをオススメします。

                  robin-bottom

                  電池持ちについて

                  普通ですね。特筆するほど良くもなければ、すごく悪いということもありません。普通に朝、家を出て1日使って寝る前に充電する感じです。

                  充電速度について

                  Robin自体はQuick Charge 2.0に対応しているのでQC対応のACアダプターを使えば高速充電できるのですが、そもそも私がQCに対応したACアダプターを持っていないので検証できていません。

                  代わりにNexus 5X付属の5V/3A充電器とケーブルで充電しているので、その条件での充電時間を簡単に説明しておくと、だいたい1時間10分~20分で0%→100%になる感じです。3Aに対応したType-C用ACアダプターとケーブルを持っているのであれば、わざわざQC対応のACアダプターを買うほどではないと思います。

                  USB OTGについて

                  あまり使う人はいないかもしれませんが、一応確認したので載せておきます。

                  このNextbit Robinですが、USB OTG非対応です。USBストレージなどは使えないので、あらかじめ覚悟しておいてください。まさかこのご時世にOTG非対応のスマホが出てるとは思ってもおらず、買った後に試したら使えなくて驚きました。

                  カメラ

                  価格の割にはそれなりに綺麗に撮れると思います。が、やはり暗い場所になるとちょっと厳しいですね。シチュエーションに関わらず全体的に暗い気がします。

                  まぁ4万円で買えるRobinが暗闇で綺麗に写真を撮れなくても仕方のないことかなー、とは思います。暗い場所でも綺麗に撮れるスマホとなると7~8万円はするハイエンド端末ばかりですからね。

                  適当にスナップした中でも綺麗に撮れたものを幾つか載せておきます。全て標準カメラアプリで撮影し、無加工です。ファイルサイズが大きいので拡大時は注意してください。

                  IMG_20160801_155051457

                  IMG_20160802_161635906

                  IMG_20160802_172531748

                  IMG_20160802_210343076

                  IMG_20160803_144907444

                  IMG_20160803_180315356

                  クラウド機能

                  このRobinの1番の目玉機能であるクラウドとの連携ですが、実は私は使っていません。なぜかというと、
                  ・そもそも内部ストレージ32GBで足りてしまう
                  ・クラウドに何がアップロードされているのか、ユーザー側から詳細は確認できない
                  ・データ通信量がもったいない
                  といった理由からです。

                  robin-cloud-setup

                  セットアップ時にクラウド機能を有効にするか無効にするか選べます。

                  「容量が足りなくなったらクラウドへ!」という考えは非常に先進的であり、この機能を知った時はとても感心しましたが、現時点では「時代がこの機能について来ていない」という印象です。

                  発熱について

                  非常にデザインが凝っており、スペックも申し分ないRobinなのですが、思っていた以上に発熱を感じます。

                  以下のスクリーンショットはTwitter等を30分ほどしていた後に撮ったものなのですが、なかなかに発熱していることが確認できるかと思います。体感的には「あー発熱してるなー」ぐらいでヤケドをするほどではないのですが、使っていて気になりますね。

                  robin-thermal

                  ゲームのような重い処理をさせていなくても発熱を感じるので、恐らくはそういったチューニングなのだと思います。今後のアップデートでもう少し控えめになることを期待しましょう。

                  所感

                  発熱以外は、非常に無難に仕上がっている端末です。動作、カメラ、指紋認証の速度・精度、ステレオスピーカー等々、どれをとっても全て及第点を超えています。

                  発熱だけが多少気になりますが、それこそ「デザインだけで買っても大きく困ることはないだろうな」と思える程度にはよく出来ている端末だと感じました。3万円ちょっとという価格を考えたら上等だと思いますよ。