OnePlus 7TのUSB Type-Cポートの仕様を調べてみた

DisplayPort Alt ModeやUSB PDなど、OnePlus 7TのUSB Type-Cポートの仕様を調べてみました。

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要約

OnePlus 7TのUSB Type-Cポートの仕様は以下の通りです。

  • Qualcomm Quick Charge非対応
  • USB PD対応 (最大5V/3A)
  • USB 3.1 Gen 1
  • DisplayPort Alternate Mode対応
  • アナログ型イヤホンジャック変換アダプタ対応

Warp Charge 30T & Dash Charge

Warp Charge 30TとDash Chargeの互換性や充電時間などは別の記事にまとめてあります。

Warp Charge 30TとDash Chargeの互換性をチェック
OnePlus 7Tは「Warp Charge 30T」というOnePlus独自の急速充電に対応していますが、OnePlus 7までが対応している「Dash Charge」と互換性があるのか気になったので確かめてみました。

Qualcomm Quick Charge

Quick Charge 3.0に対応しているUSB Standard-A ACアダプタでOnePlus 7Tを充電したところ、画面点灯状態で約7.5W (5V/1.5A) 、画面消灯状態で約9W (5V/1.8A) が供給されていました。Qualcomm Quick Chargeには対応していない模様です。

 
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USB Type-C Current

C to Cケーブル

USB PD非対応・USB Type-C Current 3A対応のGoogle ADP-23AWとC to CケーブルOnePlus 7Tを充電したところ、約10W (5V/2.0A) が供給されていました。 (画面オン・オフで変化なし)

A to Cケーブル (56kΩ)

Google ADP-23AWとA to Cケーブル (56kΩ使用品) を使ってOnePlus 7Tを充電したところ、画面点灯状態では約7.5W (5V/1.5A) 、画面消灯状態では約9W (5V/1.8A) が供給されていました。

A to Cケーブル (10kΩ)

Google ADP-23AWとA to Cケーブル (10kΩ使用品) を使ってOnePlus 7Tを充電したところ、約10W (5V/2.0A) が供給されていました。 (画面オン・オフで変化なし)

56kΩケーブルで充電した場合と比較すると、一応CCの電圧を見て挙動を変えるようになっている模様です。

USB PD

Apple A1720

iPad ProやiPhone 11 Proに付属しているUSB PD 18W対応のApple A1720で充電したところ、5V/3AでUSB PDのネゴシエーションが行われ、画面点灯状態では約10W (5V/2.0A) 、画面消灯状態では約15W (5V/3.0A) が供給されていました。

Anker A2015113

USB PD 60W対応のAnker A2015113で充電したところ、5V/3AでUSB PDのネゴシエーションが行われ、画面点灯状態では約10W (5V/2.0A) 、画面消灯状態では約15W (5V/3.0A) が供給されていました。

Samsung EP-TA845

USB PD 45W対応のSamsung EP-TA845で充電したところ、5V/3AでUSB PDのネゴシエーションが行われ、画面点灯状態では約10W (5V/2.0A) 、画面消灯状態では約15W (5V/3.0A) が供給されていました。

Nintendo HAC-002(JPN)

Nintendo Switch付属ACアダプタ HAC-002(JPN)で充電したところ、5V/1.5AでUSB PDのネゴシエーションが行われ、約7.5W (5V/1.5A) が供給されていました。 (画面オン・オフで変化なし)

Anker A2613121

USB PD 60W対応のAnker A2613121で充電したところ、5V/2.4AでUSB PDのネゴシエーションが行われ、画面点灯状態では約10W (5V/2.0A) 、画面消灯状態では約12W (5V/2.4A) が供給されていました。

OnePlus 7TはUSB PD対応ACアダプタで充電した場合最大5V/3Aで充電されますが、このAnker A2613121はUSB PDの仕様に違反しているため、充電速度が劣ります。

データ転送

公式ページに「USB 3.1 GEN1」との記載があるため、USB 3.1 Gen 1と思われます。

PCのUSB 3.1 Standard-AポートにUSB 2.0/USB 3.1ケーブルを使って接続したところ、どちらの場合も約2.5W (5V/0.5A) が供給されていました。OnePlus 7Tは接続先のポートがUSB 2.0かUSB 3.xかどうか識別せず、一律で2.5Wを消費する仕様の模様です。

 
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DisplayPort Alternate Mode

USB Type-C to DisplayPortケーブルを使用したところ、OnePlus 7T本体に表示されている内容が外部モニターにミラーリングされました。

イヤホンジャック変換アダプタ

アナログ型 (AAAM) ・DAC内蔵型どちらの変換アダプタを使用した場合もイヤホンから音楽が再生されました。 (普通の3極イヤホンで確認)

USB Type-C - イヤホンジャックの変換アダプタは2種類あるので要注意
USB Type-Cをイヤホンジャックに変換するアダプタは2種類あるので、購入する際は注意しましょう。

電力供給

Source_Capabilitiesメッセージ

OnePlus 7TはSource_Capabilitiesメッセージで5V/1.5AのFixed Supply PDOを通知します。

負荷テスト

OnePlus 7Tに電子負荷を取り付けて電力を出力させてみましたが、約6W (5V/1.2A) で出力がシャットダウンされました。Source_Capabilitiesメッセージでは5V/1.5A出力できると通知しますが、実際には出力できません。

 
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所感

ほとんどの場合で実使用上は問題にはならないでしょうが、iPad Pro 11 (2018) やPixel 3Galaxy S9と比べると条件分岐が雑だったり詰めが甘い箇所が散見されるあたりがやっぱりOnePlusですね。

Apple・Pixel・Galaxyと比べるとOnePlus 7Tは格安スマホみたいなものなのでこれでも許せますが、もはや安いとは言えないOnePlus 8シリーズ、特にOnePlus 8 Proでもこんな感じなのかなーと思うと、OnePlus 8シリーズに金を使うぐらいだったらGalaxy S20でも買うかという気分になってきます。

【レビュー】OnePlus 7TはOnePlus 7から何が進化したのか実機を比較
90Hzディスプレイやトリプルカメラが魅力のOnePlus 7Tと、値下がりしてコスパが魅力のOnePlus 7を、実機を使って比較します。

テストに使用した機器

  • メディアロジック USB Power Delivery アナライザ DTW2U3
  • OnePlus 7T HD1700 (Android 10 / OxygenOS 10.0.9.HD65AA / QKQ1.190716.003)
  • Google ADP-23AW
  • Apple A1720
  • Anker A2015113 (レビュー)
  • Samsung EP-TA845
  • Nintendo HAC-002(JPN) (Nintendo Switchの付属品)
  • Anker A2613121
  • Club 3D CAC-1557
  • USB Type-C – Type-C ケーブル (eMarkerなし)
  • USB Type-C – Standard-A ケーブル (56kΩ抵抗使用品)
  • USB Type-C – Standard-A ケーブル (10kΩ抵抗使用品)
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