日本マイクロソフトでSurfaceとXboxの魅力について聞いてきました

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先日、日本マイクロソフトの担当の方から直々にSurfaceとXboxの魅力について解説していただける機会に恵まれましたので、そのイベントの内容をレポートします。

マイクロソフトに潜入

今回お邪魔したのは日本マイクロソフトの本社である品川のオフィスです。

駅から直結しているデッキを歩いて5分弱、こちらが今回の会場である日本マイクロソフト株式会社 品川本社です。

応接用と思われるフロアが会場だったのですが、Surfaceシリーズのみならず、各社のWindows搭載機がズラッと展示されていました。

Winodows Phoneもバッチリ展示してありましたが、ちょうどFREETELが民事再生法適用の申請をしたという報道のあった翌日か翌々日で、ちょっと複雑な気持ちになったのはここだけの話です。

Surfaceシリーズの話

そんなこんなで写真を撮ったりしていると時間になり、各製品の担当の方によるプレゼンが始まりました。

まず最初はSurfaceシリーズ。

Surfaceシリーズは最初のSurface RTが登場してから約5年が経ち、ラインナップがPro、Laptop、Book、Studioに増えました。

Surfaceシリーズの中でも最も売れているというProは、Pro 4からPro 5(正式名称は単に”Pro”)へのモデルチェンジでバッテリーの持続時間が増えたり、ペン使用時のレイテンシ(遅延)軽減といった改善が行われました。

バッテリー持続時間については基板のサイズが小さくなったことによってより大きなバッテリーを積めるようになったこと、ペン使用時のレイテンシの軽減については採用しているチップの変更や、ソフトウェアの処理順序の変更によって実現されているとのことでした。

次はLaptopについてです。「ふれるたび、ときめく。」というキャッチコピーで販売されているLaptopですが、Surfaceシリーズの中でも1番入門寄りのモデルだそうです。確かにこのカラーリングや、アルカンターラが使用されているパームレストの質感を考えると納得のキャッチコピーです。

しっかりと打った感覚のあるキーボードと、そのキーボートの下に内蔵されているスピーカーによって実現されている包み込まれるようなサウンドが特に推しポイントのことでした。

次はBookです。スペックからも分かるように、「持ち運べるパフォーマンス」を体現したモデルとなっています。ペンやダイアルにも対応しており、クリエイティブな作業のためにパフォーマンスと可搬性を求める方に最適のモデルとなっています。

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最後がStudioでした(写真撮り忘れ)。Surfaceシリーズ唯一のデスクトップということで、ダイアルやペンも併せて使ってもらい、大画面・高精細のタッチスクリーンとそのパフォーマンスでバリバリCADやイラストなどのクリエイティブな作業を行ってほしいとのことでした。

感想

プレゼンで一貫して語られていたのが、「クリエイティブなことに使ってほしい」という想いでした。

パソコンというと、どうしてもネットサーフィンやiTunes・YouTubeで音楽・動画を流すのを除くと後はオフィスなどの事務作業という印象の強い道具です。Microsoftとしてはそういった使い方はもちろんのこと、そこからさらに1歩踏み込んで、一般の方にも何かクリエイティブなことに使ってほしい、とのことでした。

今の時期ですと、オリジナルの年賀状をSurfaceとペンを使って作成してみるのも良いかもしれませんね。

Xboxの話

Surfaceの次はXboxについて解説していただきました。

まずは最新モデルのXbox One X(テンじゃなくてエックス!)について。

やはりXbox One Xのウリは4K HDR 60fpsでゲームができるという点です。Xboxシリーズはどの機種でも共通のソフトで遊べるという利点がありますが、Forza Motorsport 7といった対応タイトルで4K HDR 60fpsを実現できるのはXbox One Xのみとなります。

パソコンで同等のグラフィックを実現しようとすると軽く10万円は掛かってしまいますので、体験できるグラフィックを考えると53,978円という価格はかなり割安と言えるでしょう。実際、オンラインストアでは数百台が数分で売り切れたとのことで、人気のほどが伺えます。(転売屋の餌食になっているという話もありますが……)

そのXbox One Xの下位モデルと位置づけられるのがXbox One Sです。ゲーム機ながらUHD BD再生機としても最安級で、どっちがオマケ機能なのか分からないほどコスパの良いコンソールとなっています。

感想

私自身がTVゲームからしばらく遠ざかっていたこともあり知識ゼロの状態で話を聞いていたのですが、「今のゲーム機はこんなにスペックが上がっているのか」とただただ驚くばかりでした。

個人的に惹かれたのがXbox One Sで、「2万円でUHD BDが再生できるならめっちゃアリだよなぁ」と。パソコンでBDを再生しようとするとプロテクト関係がありえん面倒なので、そういった事を気にせず再生できてついでにゲームもできるというのはかなり魅力的に感じました。(UHD BD対応ドライブはそれ単体でも1万円ぐらいしますし)

PCゲーマー的には、単体で買うと5000円以上するコントローラが付属してくるのも大きいです。PCでゲームをしていると「パッド(コントローラ)でプレイしたい」と思うタイトルも少なからずあるので、「UHD BD再生機を買ったらゲームができるばかりか無料でパッドまで付いてきた」的なXbox One Sはかなり魅力的に映りました。

所感

この手のオフラインイベントというか、中の人が参加するタイプのイベントに参加したのは数年ぶりだったですが、思いの外(失礼!)楽しかったです。

今回のSurface/Xboxイベントに限った話ではありませんが、製品担当の方とお話すると自分が担当している製品への情熱とか愛着のようなものを感じられて、聞いているこちらも何かグッと来るものがあります。

また何かこういった機会があれば、是非参加したいと思えるイベントでした。