Xiaomi Mi A1 レビュー

この記事をシェアする

Mi A1

Mi A1
7.8

デザイン

6.5 /10

ハードウェア

7.5 /10

ソフトウェア

9.0 /10

パフォーマンス

7.5 /10

ディスプレイ

7.5 /10

カメラ

6.5 /10

バッテリー持ち

9.0 /10

全体的な満足度

9.0 /10

良い点

  • 安い
  • 期間の保証されているアップデート
  • 長いバッテリー持続時間
  • メタルユニボディ
  • スムーズな動作
  • 価格の割に高機能なカメラ
  • microSD対応
  • USB Type-C

ダメな点

  • カメラの写りは標準的
  • 全体的に大きい
  • 急速充電非対応
  • NFCなし

Xiaomi初のAndroid Oneプログラム機種であるMi A1を購入したのでレビューを行います。

スペック

機種名
(型番)
Mi A1
(MDG2)
画面サイズ 5.5インチ
解像度 1920 x 1080
端末サイズ 155 x 75 x 7.3 mm
重量 165g
SoC Snapdragon 625
RAM 4GB
内部ストレージ 32GB / 64GB
microSD microSDXC対応
前面カメラ 5MP
背面カメラ 12MP / 12MP
バッテリー 3080mAh
W-CDMA 1/2/5/8
LTE 1/3/4/5/7/8/20/38/40
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.2
その他 Android One
USB Type-C
ソース Xiaomi

SoCがSnapdragon 625ということで目新しさはないのもの、32/64GBストレージ・4GB RAM・USB Type-Cということで、無難ながらもソツのないスペックとなっています。

そういったスペックを踏まえた上で、Mi A1の特徴というとやはり「Android One」であることなわけですが、良くも悪くも魔改造されたMIUIを搭載し続けてきたXiaomiからリリースされたAndroid One機種ということで、どんな感じになっているのか気になっている方も多いのではないかと思います。ですので、そういった点にも目を向けつつレビューを行っていきたいと思います。

Mi A1は以下の通販サイトから購入することが出来ます。

開封・付属品

箱に入っていたのは

  • Mi A1本体
  • USBケーブル (Standard-A to Type-C)
  • ACアダプタ
  • SIMトレー用ピン
  • 画面保護フィルム
  • クイックスタートガイド

でした。

広告

ハードウェア

※画面保護フィルムは後から自分で貼ったものです。

質感・組み立て品質・工作精度

質感はとても良いです。軽く触った程度ではハイエンド機種とそう大きな差はないように感じると思います。

もちろんMi A1は安価な機種なのでボタンの押し心地だったり背面のペラさといった”価格なり”な部分もありますが、そういった点を含めても「価格に対する品質」というのはかなり良いと思います。継ぎ目のないボディ(ユニボディ)は見た目的にも触り心地的にも良く、安っぽさは感じません。

ディスプレイ周りもパッキンでキレイに隙間が埋められていてパーツ間にホコリが入らないようになっており、組み立て品質だったり工作精度も良いという印象です。

操作性

Mi A1は特に狭額縁というわけでもない普通の5.5インチ端末なので、片手での操作性はそれ相応です。しかもMi A1はソフトウェアボタンではなくハードウェアボタンで指を動かす範囲がより広いため、片手だとちょっとつらい場面が度々ありました。

5.5インチの機種としては標準的な重量・操作性だと思いますが、個人的にはちょっと大きすぎるという印象です。両手で使う分には情報量も多くて良いと思います。

今回購入したのは一応限定色らしいレッドで、正直手元に届くまでは「どんな色なんだろうか」とちょっと心配していたのですが、いざ実物を見たら結構気に入りました。HTC 10よりは明るい赤で、家電量販店で比べてみたところOPPO R11sの色味にかなり近かったです。

人の目を引く感じの明るい赤色なので人によってはちょっと派手すぎると感じる人もいるかもしれませんが、私はこれはこれでアリだと思っています。(HTC 10の方が好きだけど)

広告

ソフトウェア

Mi A1はXiaomi初のAndroid Oneプログラム機種であり、個人的にもAndroid Oneの機種を使ったことがなかったので「どんな感じなんだろう」とちょっと期待していたのですが、実際に使った感想としては「すごく……Nexusです……」という感じです。

カメラアプリとランチャーアプリが変わっていたり、Xiaomiへフィードバックを送信するアプリがプリインされているといった違いはあるのですが、それを除くと完全にNexusです。もしかすると若干は設定項目に違いがあるのかもしれませんが、気付きませんでした。

そのため、使用感としてはボタンがハードウェア式で配置が逆になっていること以外は完全にNexusでした。MIUIにはボタンの配置を入れ替える設定がありますが、Mi A1にはそういった設定はないのでその点には注意が必要です。(使ってればそのうち慣れます)

アップデート

Mi A1はAndroid Oneなので毎月セキュリティアップデートが降ってきます。数ヶ月放置されることも珍しくないAndroidにおいてはアドバンテージと言えるでしょう。(Android Oneのように毎月セキュリティパッチが適用されるのが本来のあるべき姿だとは思いますが)

発売後2年間のアップデートが謳われているため、最低でも2019年9月までは安心して使用することが出来ます。

広告

パフォーマンス

Mi A1はSoCこそSnapdragon 625なのでパワフルさはありませんが、RAMを4GB積んでいるため動作自体はかなりスムーズです。もちろんハイエンド機種と比べるとアニメーションが若干カクついたりはしますが、快適さを損なうほどではありません。検索・ブラウジング・メール・地図・SNS程度であればかなり快適に動作します。

ゲームに関しては……まぁ動きはしますがとても快適というわけでもないのであまりオススメはしません。基本的にどれも動くには動きます。

ベンチマーク

広告

カメラ

Mi A1はカメラが売りらしく「Picture Perfect Dual Camera」という謳い文句だったりしますが、ぶっちゃけ全然パーフェクトではないです。悪いというほどではありませんが、ちょっと暗く写ったり、解像感が足りなかったりと、粗探しをすればいくらでも出てきます、

とは言ってもデュアルカメラやポートレートモードといった機能面は値段以上だと思いますし、写りの方もそこそこは撮れるので、値段を考えれば十分優秀なカメラだと思います。

(フラグシップであるMi 6との明らかな差は感じなかったので、フラグシップ級のカメラを2万円ちょっとで手に入れられると考えればオトク?)

ポートレートモード

ポートレート・ハト (失敗)

ポートレート・ハト (成功?)

ここ1年に発売されたスマホにこぞって搭載されているポートモードですが、当然Mi A1にも搭載されています。

実際に使った感想としては……まぁオマケ機能ですね。光学的に背景をボケかしているのではなくソフトウェアで背景をボカしているので失敗したり不自然なことも少なくないです。

HDR

HDRオフ

HDRオン

HDRオフ

HDRオン

Mi A1に限った話ではないのですが、XiaomiのカメラアプリはHDRの処理が割と下手です。

例えばビルの写真ではHDRがうまく機能してHDRオンのほうが良さげに撮れていますが、それに対して餃子の写真ではただ”焦げ感”がアップしただけという……

他にも色々撮ってみましたがHDRオンだと不自然な写りが多く、基本的にHDRは使わないほうが良いという印象です。

電池持ち

電池持ちは非常に良いです。私の使い方だと2日間充電無しでOKでした。

画面点灯時間(Screen On Time)も100%→10%でほぼ6時間だったため、平均よりは確実に持つと思います。

急速充電

Mi A1は急速充電に対応しておらず、5V/2Aの充電になるとHP上にも書かれており、付属してくるACアダプタも最大5V/2A出力なわけですが、一応実際の充電状況を調べてみました。

結論としては、5V/2AがMaxです。Quick ChargeやUSB PDに対応したACアダプタに接続しても5V以外に変動することはありませんでしたし、USB Type-CのACアダプタに接続した場合も3Aではなく2A止まりでした。

安価な機種なのでQCやUSB PDはしょうがないとしても、USB Type-Cの5V/3A給電ぐらいには対応していて欲しかったというのが本音ですが、5V/2Aでも1.5~2時間ぐらいで充電は終わるのでギリギリ許容範囲かと思います。

所感

Mi A1についての正直な感想は「安すぎる」「よくまとまっている機種」です。

Miブランドなのでこのスペックで2万円台前半という価格でも普通に思えてしまいますが、Miブランドでなければ普通に+100ドルされた値段で売られていてもおかしくないでしょう。(同じAndroid Oneで似たようなスペックのHTC U11 lifeやMoto X4は4万円ぐらいするわけですし)

加えて、Mi A1は1つの端末として非常に良く出来ています。もっと上の価格帯でもバランスの悪い機種があったりしますが、Mi A1は全体的にそつなく上手くまとまっています。

ガジェット的な面白さはあまりありませんが、普通に使う分にはかなりオススメです。「安かろう悪かろう」ではなく「安いけど普通にとても良い」という機種です。

Mi A1は以下の通販サイトで販売されています。