Nintendo SwitchのUSB PD周りの仕様が判明

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Nintendo SwitchのUSB PD周りの仕様が解析されていたので紹介します。

はじめに

本記事は、株式会社メディアロジック様がGoogle+上にて公開している投稿をまとめたものです。(許可を頂いています)

Nintendo Switchの解析には(株)メディアロジック様の製品であるUSB Power Delivery アナライザ DTW2U3 『PDワットみるC』を使用しているとのことですので、USB PDの解析に関心がある企業の方や逸般の方々は検討してみてはいかがでしょうか。

Nintendo Switch本体

まとめ

とりあえず結論だけ最初に書いておくと、Nintendo SwitchのUSB Type-Cポートは

  • 入力:5V~15V / 3A (USB PD)
  • 出力:5V / 0.5A (電源オン時のみ)

に対応しているとのことです。

充電だけでなく給電にも対応している

SwitchのUSB Type-Cポートは非常に興味深い仕様になっており、電源オン時には受電と給電の両対応として、電源オフ時には受電専用として動作するように設計されていることが報告されています。

ソース12

入力

SwitchはUSB PDに基づく以下の電圧・電流に対応していることが明らかにされています。

  • 電圧:5V~15V (実質的に5V/9V/15Vの3種)
  • 電流:最大3A

Switchは”5V~15Vの電圧に対応する”と電源側に通知しており、実際に9V/3AまでのUSB PD電源を接続したところ、Switchは9V/3Aを要求してきたことが報告されています。Switch付属のACアダプタは5Vと15Vの2系統の出力しか持っていませんが、Switch本体はその中間である9V等の電圧にも対応しているようです。

また、20Vの出力に対応した電源に接続した場合でも15Vまでしか要求してこないことが報告されていますので、”より高出力な電源を使って充電速度を早める”といったテクニックを使うことは出来ません。

ソース123

出力

Switchは電源オンの場合にのみ、給電・受電の両方に対応したType-Cデバイスとして振る舞います。(上記参照)

USBメモリのような受電専用のデバイスに接続した場合では給電側として立ち振る舞うわけですが、その場合の出力は最大で5V/0.5Aであると報告されています。

ソース

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Switch付属ACアダプタ

Switch付属のACアダプタの外装には

  • 5V / 1.5A
  • 15V / 2.6A

の2つの出力が記載されていますが、端末側へ通知している出力も上記の2つであることが報告されています。

RAVPowerのACアダプタのように”設計以上の出力を通知する”というとんでもない代物も中にはありますが、Switch付属のACアダプタに関してはそのような心配はしなくても良さそうです。

ソース

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所感

話がややこしくなりそうなので本記事には載せませんでしたが、ソース元とした一連のGoogle+の投稿ではSwitch付属のドックの解析や電源電圧の違いによる充電時間の差の解析も行われていますので、興味のある方は覗いてみてください。

なんにせよ、現時点でここまで詳しくSwitchのUSB PD周りの解析を行っているのは世界中を探しても(株)メディアロジック様の投稿のみなのではないでしょうか。非常に素晴らしいと思います。