AndroidスマホのデュアルSIMや同時待ち受けとは

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SIMフリースマホを探しているとよく見かける “デュアルSIM” や “同時待ち受け” といった単語について調べてみました。

デュアルSIMとは

スマートフォンには電話番号などの情報が書き込まれた“SIMカード”というものが全ての端末に装着されており、例えばiPhoneなどにもSIMカードは装着されています。

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黒いカードがSIMカードです。

このSIMカードは1枚のみ装着できるようになっているのが一般的な仕様なのですが、中にはSIMカードを “2枚” 装着できるようになっている機種が存在します。

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SIMカードが2枚入るようになっています。

このようにSIMカードを2枚装着できるようになっている機種を “デュアルSIM” または “デュアルSIM対応機種” などと呼び、1枚のみ装着できる機種(=シングルSIM)と区別しています。

同時待ち受けとは

同時待ち受けとはその名の通り、 “2枚のSIMカードで同時に待ち受けができる状態” のことを指します。

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同時待ち受け対応機種では電波マークが2つ表示されます。

同時待ち受けをできることの主なメリットは “データ通信と通話を別のSIMカードに分けられる” という点です。具体的には、 “データ通信はMVNO(格安SIM)、音声通話はdocomo等の通話し放題” といったことが可能になります。

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デュアルSIMの挙動について

一言にデュアルSIMと言っても、実は同時待ち受けをできる機種と出来ない機種があり、大まかに以下の3種類に分けることができます。

DSDA

デュアルSIM・デュアルアクティブ(Dual Sim Dual Active)の略です。

デュアルアクティブという名の通り “2つのSIMが同時に動作できること” を指し、例えば通話中にデータ通信ができる機種がDSDAに当たります。

2017年1月時点でDSDAに対応した機種は1つもありません

DSDS

デュアルSIM・デュアルスタンバイ(Dual Sim Dual Standby)の略です。

“片方のSIMでデータ通信をしている状態で、もう片方のSIMで電話の着信ができること” を指します。DSDAとの違いは “通話中はもう片方のSIMでデータ通信・通話ができない” という点です。

日本で同時待ち受けと言うと、このDSDSを指すのが一般的です。

DSSS

デュアルSIM・シングルスタンバイ(Dual Sim Single Standby)の略です。どちらか片方のSIMでしかデータ通信・待受をできないことを指します。

単に2枚のSIMカードが刺せるだけなので、デュアルSIMであるメリットはほとんどないです。

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同時待ち受けに関する注意事項

au回線について

同時待ち受け対応機種に限った話ではないのですが、au回線に公式対応しているSIMフリー機種というのは非常に種類が少ないです。

何故かと言うと、auが3Gの通信にCDMA2000という世界的にもマイナーな規格を採用したことやau VoLTEに対応させるためにコストがかかることを理由に、各メーカーが「採算が合わない」と判断して対応した機種の開発を行わないからです。

ネットでは「XXXという海外のスマホにauのSIMカードを挿したら通話できた!」という報告がチラホラ挙がっていたりしますが、そういった行為もあまりオススメはできません。というのも、 “海外のスマホ=au回線での動作確認が行われていない機種”であるため、いつどんな原因で使えなくなるかわからないからです。(法律的な問題もあります)

ガラケーのSIMカードについて

同時待ち受け機種を検討している方の中には「データ通信はMVNO(格安SIM)のSIM、通話は契約中のガラケーのSIM」というような運用の仕方を考えている方も少なくないと思います。

そういった運用ができれば通信費を抑えられる場合が多いとは思うのですが、あまりオススメはできません。

というのも、
・SIMフリースマホの大半はMVNO(格安SIM)と組み合わせて使うことを想定している
・ガラケーのSIMでは動作確認されていない可能性が高い
・スマホで通話できるようにするために特殊な契約に変える必要がある(場合がある)
・アップデートで突然使えなくなる可能性がある

等々、ガラケーのSIMで使っていくにはいくつものハードルが存在しているからです。

そういった理由により、SIMフリースマホ+ガラケーのSIMカードという組み合わせは「何か困った事態になっても自己解決できる人のみがするべき運用方法である」と言えるでしょう。