Tenswall 39W USB-C PD対応ACアダプタは設計不良品

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Tenswallブランドの39W USB PD対応3ポートACアダプタがBenson氏らによってテストされていたので、その結果を備忘録としてまとめておきます。

対象の製品

ソース元

Benson氏によるレビュー

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https://www.amazon.com/review/R2YRLQQJNKBQ6/

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https://plus.google.com/+BensonLeung/posts/HJVPifNfXx7

Nathan K.氏によるレビュー

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https://plus.google.com/102612254593917101378/posts/KhSeoqPssFW

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レビューの要点

Benson氏のレビュー

  • ACアダプタの外装には “Type-C Output: 5V-3A, 14.5V-2A” と記載されている。
  • USB-PD Snifferを用いて読み取ったSource_Capabilitiesは “5000mV / 3000mA” と “14500mV / 3000mA” の2種だった。
  • 3A(=43.5W)を引き出そうとする機器と接続した場合、保護回路が作動して3Aは供給されない。
  • MacBook 2015/2016は29Wまでしか消費しないため、この問題は発生しない。
  • MacBook以外のノートPCを使用している場合、この製品は避けるべきである。
  • MacBookを使用している場合でも、規格に適合したACアダプタよりも客観的に劣る製品であるため、購入は推奨されない。

Nathan氏のレビュー

  • USB-PD SnifferをUSB PD Sink Modeの15Vに設定。
  • TenswallのACアダプタに接続。
  • ACアダプタは “14500mV / 3000mA” をUSB-PD Snifferへ通知。
  • 徐々に負荷を掛けていくと、約39WのところでACアダプタがシャットダウンした。
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簡単な解説

一言で言うのであれば、 “39W設計なのに受電側の機器へ「43.5Wまで出力できる」と通知している設計不良品” です。

例えばMacBook Pro 2016やXPS 13などの39W以上を消費する機器と接続した場合では、設計以上の負荷がACアダプタに掛かるため、正常に充電することが出来ません。充電できないだけならまだ良いですが、ACアダプタがシャットダウンする際に過電流・過電圧などを引き起こしてPCを故障させる可能性もあります。

以上の理由により、Tenswallブランドの39W USB PD ACアダプタは機器の破損を招く恐れのある粗悪品・規格外品であるため、購入・使用は推奨されません。